約5年前の実話をショートストーリー風味で

夕暮れの教室で アイツは太陽の方を向いたままだった 「私たち、もうダメだね」 よく覚えていないが、捨て台詞を吐いて教室を飛び出した チャリンコに乗り込んで家まで必死にこいだ15歳高校一年の冬 人生初めての恋愛は、3ヶ月で終わりを告げた あれから13年後、28の冬 高校時代の女友達の結婚式にて再会 なんという因果か二次会は隣の席 ろくに会話も成り立たなかった とにかく酷い捨て台詞を吐いたことを思い出してしまい、顔もろくに見られなかった なんか無性に謝りたい気分に駆られたけど、今更そんなことするわけにもいかず、ただ時間が過ぎていった 二次会も終わって別れ際、オレの左手薬指に光る指輪を見つけたアイツが笑顔でオレに声をかけてきた 「幸せにね」 何気なく手を後ろに組んだけど、オレは指輪を付けていない薬指を見逃さなかった 「幸せになれよ」 すれ違い様、それだけを言うのが精一杯だった

ちょっと補足

夕暮れの教室で アイツは太陽の方を向いたままだった 「私たち、もうダメだね」 よく覚えていないが、捨て台詞を吐いて教室を飛び出した チャリンコに乗り込んで家まで必死にこいだ15歳高校一年の冬 人生初めての恋愛は、3ヶ月で終わりを告げた あれから13年後、28の冬 高校時代の女友達の結婚式にて再会

ここまで実話

なんという因果か二次会は隣の席

ちと編集。 実際に席はフリーで友人二人と適当なところに座ってたんだが、同じ高校の女子（元カノ含む）3人がいたのでそちらへ移動。 その際に過去を断ち切るべく隣に座ってみたｗ

ろくに会話も成り立たなかった とにかく酷い捨て台詞を吐いたことを思い出してしまい、顔もろくに見られなかった なんか無性に謝りたい気分に駆られたけど、今更そんなことするわけにもいかず、ただ時間が過ぎていった

実は実話

二次会も終わって別れ際、オレの左手薬指に光る指輪を見つけたアイツが笑顔でオレに声をかけてきた 「幸せにね」 何気なく手を後ろに組んだけど、オレは指輪を付けていない薬指を見逃さなかった 「幸せになれよ」 すれ違い様、それだけを言うのが精一杯だった

完全に創作ｗ 実際には 「結婚は？」「ん～まず相手を見つけないと…」「オレ結婚したよ（指輪みせる）」「マジで！？」「早くいい人見つけろよ」 というやりとりでしかないｗ …そういやMAGICIANオフの前日に盗賊さんにだけは見せた気がする… 元々mixiのとあるクローズドコミュ（参加に管理者の承認が必要なコミュ）へ2007年2月2日に書き込んだもの。