2010南アフリカWC日本代表…お疲れ様でした

PKでは、セットされたボールが動く（キッカーが蹴る）までGKは動いてはいけません(ｷﾘｯ 実質このルールが適用されることはほとんどありませんが、あまりにもフライング気味だとGKが止めてもやり直しになります。 日本-パラグアイで一番分かり易かったのは本田がキッカーの時。 このときは本田が決めたからそのままでしたが、仮に止めた場合はやり直しになる可能性が高いです。

まぁそんなこんなで日本にとっての南アフリカWC2010が終わりました。 正直ネットでよく言われている通り3連敗で －－－－－－－－－－　終了　－－－－－－－－－－－ だと思っていたのですが…心よりお詫び申し上げます to 岡田監督及び日本代表の皆様

まぁ今回の日本代表については、確かに本田圭佑の活躍が目立ちましたが、個人的にはDF陣に喝采を送りたいと思います。 よくよく振り返ってみれば

グループリーグ第一戦 日本 1 - 0 カメルーン グループリーグ第二戦 日本 0 - 1 オランダ グループリーグ第三戦 日本 3 - 1 デンマーク 決勝トーナメント第一戦 日本 0 - 0 パラグアイ （PK戦 【日本 3 - 5 パラグアイ】）

となっています。 デンマーク戦での1失点はPKによるものなので、流れの中で失点したのはオランダ戦の1点のみ。 しかもオランダ戦を1失点で切り抜けたおかげでデンマーク戦を有利に戦うことができました（引き分け以上で決勝トーナメント進出）。

これまでの日本は先制点を取られてそのまま負けか、先制しても逆転されて負け、というような流れが多かったので、この失点の少なさは素晴らしい。 特にオランダ戦は、オランダもまだ決勝トーナメント進出が確定していない状態だったので引き分け狙いではなかったはず。 そのオランダ相手に1失点は賞賛に値します。 パラグアイ戦も圧倒的に攻められてたし、枠内シュートの数は圧倒的にパラグアイの方が上。 川島の正面にヘディングシュートが来たりなんだりと幸運なんだか川島のポジショニングが良かったのか…とにかくラッキーでしたが、他にも中澤＆闘莉王を柱としたディフェンス陣はマジ感動しました。 中澤は次期2014年ブラジルWCは年齢的に厳しいでしょうが、闘莉王はまだまだこれからなので頑張って欲しい。 そしてポスト中澤を早く見つけて欲しいところですね。

しかし今回のPK戦で、2004年アジアカップヨルダン戦の神・川口を思い出した人も多かったと思います。 通常PK戦では

日本	×	×
ヨルダン	○	○

こんな状況になったら負けフラグビンビンです。 ってかほぼ確定と言って間違いないです。 しかし我らが川口は違った！

日本	×	×	○	○	○	×	○
ヨルダン	○	○	○	×	×	×	×

これにはヨルダンの人達、間違いなく (　ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ だったハズ。 ってか川口に神が舞い降りたとかありましたが、この強運は神懸かりな強運ではなく、間違いなく悪魔的な強運でしょう。

今回川島にこのような強運はありませんでしたが、グループリーグ3戦と決勝トーナメント1戦の計4戦で神懸かりなプレーをしていたのは川島です。 本田も大久保も松井も遠藤も長友も…日本代表のプレーヤーはみんながんばったと思いますが、個人的には川島にMVPを送りたい。