Mumbleサーバとか
Wizardsでは、VoiceChatにMumbleを使っています。 Skypeと違い別途サーバが必要になりますが、いろいろな面で使いやすいと思いますので、ここで一つサーバ構築方法を説明したいと思います。 自分が立てたMumbleサーバはDebian GNU/Linux(etchからdist-upgradeでlennyにしたもの)を使用しているので、その方法を簡単に説明したいと思います。 一応サーバスペックは…
DebianではパッケージとしてMumbleがありますので、aptitudeを使います。 尚、自分のサーバはsudoを使っていますので、必要なければコマンドのsudoは無視しちゃってください。 まずはMumbleサーバをパッケージでインストールしちゃいます。
$ sudo aptitude update $ sudo aptitude install mumble-server
これだけですw。 バージョンは1.1.8のようです。 次に設定ファイルを編集します。 基本的に不特定多数に公開することになるので、セキュリティには注意してください(マジで)。 設定ファイルは /etc/mumble-server.ini です。 好みのエディタで編集してください。 自分はvim(alias設定でviと打つとvimになるようになってます)を愛用しています。
$ sudo vi /etc/mumble-server.ini
あとは必要項目を編集していきます。
serverpassword=hogehoge users=20 port=64738
デフォルトではserverpasswordが空白になっているので、最低限ここは何かしらの文字を入れた方が良いです。 usersは最大接続可能ユーザー数です。 身内だけならさほど多くなくて良いと思います。 Wizardsなら現在14名在籍なので、20人程度で十分でしょう。 ただ、サーバスペックが貧弱なので、多数が繋ぐとヤバイと思います。 portはデフォルトで64738なので、特に変更の必要はないと思います。 とりあえず自分はこの程度の設定しかしていません。 次にスーパーユーザーパスワードを設定します。 プロンプトに戻り、
$ sudo murmurd -ini /etc/mumble-server.ini -supw hogehoge
と打ちます。 もちろんhogehogeの部分は自分の好きなように入れてください。 ここまでやったらサーバを起動させます。
$ sudo murmurd -ini /etc/mumble-server.ini
目に見えた変化はありませんが、これでサーバが起動したはずです。 Mumbleクライアントを起動して接続できるか試してみてください。 IDは適当、パスワードは /etc/mumble-server.ini で設定したserverpasswordを、ポートは64738を設定します。 問題なく接続できたら、今度は外部に公開します。 Firewallソフトを使っているようであればポート解放を、ルーターを噛ましているようであればポートフォワーディングの設定を行ってください。 あとはクラメンなりに試してもらって、繋がればOKです。 ちなみにスーパーユーザーでログインするには、MumbleクライアントでIDをSuperUser、パスワードはスーパーユーザー用パスワードを入力してやればOKです。 とりあえず自分はこの設定で問題無く動いてますが、何か間違ってたりしたら御指摘をお願いします。